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無限の可能性を秘めた空の世界へ
2010年頃にスマホで操縦できるドローンが海外企業より発売されて以来、ドローン(無人航空機)が身近なものとなりました。歴史をたどれば、それ以前よりいわゆる「ラジコン」として空の世界を楽しんでいた方は大勢いらっしゃいますが、大型で、高価で、なにより楽しむ場所が限られていたことより、ここまで一般的にはならなかったのでしょう。
「ドローン」という言葉が市民権を得てからわずか10年足らずで、ドローンは「空の産業革命」とも呼ばれるほど世界の産業と切っても切れない関係に成長しました。
株式会社なせなるもこれまで屋内の舞台芸術の撮影を専門的に行ってまいりましたが、「空」の領域にも活動フィールドを広げ、より身近に、そして手軽にドローンの可能性を感じていただけることをしたいと想い、これまで知人などの限定的な範囲で受けてきた空撮業務を、ニーズのあるお客様から広く受託することにいたしました。
空撮はエンタメだけじゃない
「空撮」と聞いて、みなさんはどんなものをイメージされるでしょうか?
もちろん空から撮影した映像ですので、高所から広大な地形を臨んだり、地上からだんだんと上昇していく様をとらえた映像をイメージされるのではないでしょうか。
テレビなどのマスメディアの影響が大きいので、こういったイメージをされることは至極当然のことだと思いますし、もちろんハズレではありません。しかし、空撮の可能性は「映像制作」の分野にとらわれません。
ドローンの活用は映像制作以外にも「調査」や「監視」といった活用ができ、そこから派生する産業に幅広く活用できるのです。またその産業分野は多岐にわたり、農業、林業、不動産業、土木・建設業、通信インフラ、エネルギー関連などとにかく幅広いのです。そして近年報じられている「物流」という業務も担えるほど、業種・業界を問わず活用できるツールなのです。
活用例
- 林業・・・森林調査、樹木の生育調査、害獣対策etc.
- 農業・・・農薬散布、分筆調査、生育調査、害獣対策etc.
- 不動産業・・・土地調査、測量、未建築物件の眺望調査etc.
その他、高所点検や山間部、僻地等の土地調査、家屋調査等にも活用できます。
映像(動画)だけでなく静止画(写真)の撮影も可能ですので、建造物の劣化調査や高所の状況調査等が手軽に、短時間で行えるようになります。
安全第一で撮影します
ドローンによる空撮において、大切なことは「事前調査」です。
通常の映像制作のように、カメラ担いで現地へ入っていきなり撮影とはなかなかいきません。なぜならドローンを飛行されるためには、関係する法令を遵守する必要があり、飛行内容に応じて航空局へ許可申請が必要となるからです。撮影エリア周辺の状況も目で見て確認し、飛行可能か否かの判断も下さねばなりません。
また撮影当日の天候にも左右されます。雨天はもちろんですが、風が強い状況下でも飛行させることはできません。
便利なものである反面、人や物に危害を加える恐れのあるものでもありますので、安全には十分気を付けて業務に臨みます。
万一の際には、依頼主のお客様にも迷惑がかかりかねません。事故の報告例があることからもわかるように、ドローンに向けられる目はまだまだマイナスの面もあります。お客様に安心して、そして飛行エリア周辺の方にも安心していただけるように、安全管理には十分注意してまいります。そのために時間・費用がかかることもご理解ください。
制作の流れ
空撮業務の流れは、こちら のページをご覧ください。
制作料金
空撮業務は、内容や拘束時間により異なるため、ケースバイケースでのご提案となります。
参考例として、
パイロット+補助員1名、非都市部における3時間の撮影プランで 55,000円~(税込) となります。
※上記費用にはロケハン1日の費用も含みます。
その他、生ずる可能性のある費用
- 関係省庁への許可申請手続き費用
- 安全確保、機体確認のための増員に伴う費用
- 編集を必要とする場合
- 別途地上撮影が必要な場合
- 出張費
など。
お見積り・お問い合わせ
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